僕は現在,理系大学院の修士2年で,来年度から外資系のメーカーにエンジニアとして就職します.
今回は,semi男が就活行う最中に感じた「新卒で外資系に就職するメリット」3つについて,学生の視点で紹介したいと思います.
- 新卒の給与が高い
- 1年目から裁量を持って仕事ができる
- 面接重視の採用試験である
お給料が良い

まず1つ目のメリットとして,外資系企業は日系企業と比較して相対的に給与面の待遇が良いことが挙げられます.
僕が見ていた外資系メーカーの修士新卒の初任給は,低くても30万円~高くて40万円にも及びます.一般的な日系メーカー修士新卒の初任給が23万~25万円であることを踏まえると,非常に高水準であることが分かると思います.
また,基本的に年俸制のところが多いです(そうでないところもあります).
では年収ベースで比較してみましょう.ここでは,外資系企業の月収を35万円,日系企業の月収を25万円/ボーナス5ヶ月で計算します.
日系・・・25万 × 17ヶ月 = 425万円
こうみると,それほど変わらないように思います.更に,日系企業ではここに住宅手当や家族手当等の追加の支給があるため,実際には見えない給与があります.
一方で,外資系企業では年俸に加えて業績連動型のボーナスや,営業成績によるボーナス(所謂インセンティブ)が出るところがあります(これはマジ).
これを踏まえると,外資系企業は新卒でも年収500万円以上は余裕で狙える範疇ということが予想できます.
ボーナスや手当は無くなる可能性がある
先ほど日系企業には住宅手当や家族手当等の見えない給与があるとお話しましたが,これらは保証されているわけじゃありません.
このため,会社の一存で無くなる可能性があります.
更に夏と冬のボーナスについても,減額になる可能性が十分にあります. 今回のコロナウイルスの影響で,ボーナスが減額になる企業って多いんじゃないでしょうか・・・
semi男は正直ここまで考えて就活はしていなかったですが,基本的に年収が(マイナスの面で)ボーナスに依存しない年俸制って,ポジティブに評価していいんじゃないかなと思います.
外資系の企業は日系企業と比べて福利厚生の面では劣っている部分が多いですが,修士卒の年齢で,日系メーカーなら30前後の歳にならないと貰えないような収入を得るチャンスがあるのは魅力的な点だと自分は思いました.
若手のうちから裁量を持てる

外資系企業は個人の裁量が大きいことはよく知られていると思います.
2つ目のメリットは1年目から裁量を持って仕事に取り組むことができる点です.
下記記事によると,
自分の考えによって何かを決めたり、判断したりすることのできる権利の大きさを示す言葉
https://recruit-blog-fits.com/2019/06/14/column-9/
としています.記事では「裁量が大きいことが成功への近道ではない」と言っていますが,semi男的には,裁量が大きいということはそれだけエンジニアとして成長する機会が多いのではないかと考えています.
日系の大きい会社だと,入社後本配属までは研修が多いと聞くので,いきなりガンガン働ける環境っていうのはメリットになるかと思います.
頑張りが給与に反映されやすい
また,先も述べたようにインセンティブの制度がある場合が多いです.つまり,
このフローが成り立ちやすいわけです.エンジニアとしての成長するチャンスが多く,成長すればそれが給与に反映されやすいって一石二鳥ですね.
面接重視の採用試験である

最後は就活でのメリットになります.
これは結果論になるかもしれませんが,semi男が受けた外資メーカーさんは,面接を非常に重視していたように感じました.
このため,成績イマイチ(GPA3.0以下)・TOEIC400点台のウルトライマイチ学生のsemi男でも内定を頂けました.
もちろん,面接重視ということは,自分が今まで勉強してきたことや,乗り越えてきたことを論理的に話すスキルは必要になると思います.
semi男がどうやって面接を乗り越えたかについては追々記事を書けたらなと・・・
倍率が低い説
外資系のメーカーの知名度って,他業界や日系の大手メーカーと比較すると低いと思います.(人気の企業だとESの段階で100倍とか超えるみたいですし・・・)
このため,倍率もそこまで高くないんですよね.その分しっかりESや面接で個人の良さを見てくれます.
なので,僕のように成績がイマイチだったり,英語が苦手な学生さんでも十分に挑戦できます.これは大きなメリットですよね.
まとめ
今回は僕が就職活動をするにあたって感じた「新卒で外資系に就職するメリット」について紹介しました.
もし,僕と同じように外資系のメーカーに興味を持っている方がおられたら,よかったら参考にしてみてください.
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